(法人のお客様)よくあるお問い合わせQ & A
お客様から多く寄せられるお問い合わせをまとめました。
こちらで解決しない場合は、お気軽にお問い合わせください。
- ステンレス製品のお手入れについて
- 適切な使用とお手入れで錆を防止できます。
・ご使用後は早めに洗浄しましょう。
・塩分や油脂分の付着はきれいに洗い落としましょう。
・洗浄後は、水気をよく拭き取りましょう。
・煮こげ、焼きこげは台所用洗剤を溶かした水、又はお湯に浸して柔らかくなってから、 スポンジ又はステンレスたわしでこすり取りましょう。
・水気を取り、よく乾燥させてから保管しましょう。
・湿気の多い場所での保管は避けましょう。
・鉄、アルミなどの異種金属と接触させたまま長時間放置しないようにしましょう。 - 商品を購入したい(法人のお客様)
- 商品の御見積やご購入に関しては、販売代理店様へのご依頼をお願いしております。
販売代理店様をご紹介しておりますので、お問い合わせ下さい。 - 新規お取引契約について(商社様)
- 弊社の製品を継続的にお取り扱い、販売頂ける代理店様(商社様)を募集しております。
お取引きの条件等をご案内させて頂きますので、是非お気軽にご相談下さい。 - 特注品・OEM製品の製作依頼について
- 特注品やOEM製品のご依頼に関しては、特注&OEMのページを一度ご覧ください。
製作からご納品までの流れをご紹介しております。 - 角バットの規格「~枚取」について
- 角バットのサイズ表記に「~枚取」とあります。
これは、昔からの呼び名で、ステンレス材の大板の規格サイズ「3尺(約90㎝)× 6尺(約180㎝)」から、角バットが何枚分作れるか(規格の大板から取れる枚数)から由来されていると言われています。
例えば、2枚取など数字が小さければ、大きめサイズのバットとなります。
18枚取など数字が大きければ、小さめサイズのバットとなります。
※同じ枚取のサイズ表記でも、各メーカーによって仕上り寸法は異なります。ご注意下さい。 - バットはオーブンで使用できますか?
- ステンレス製品は、基本的にオーブンを使用した調理も可能です。
しかし、弊社のステンレス製品類は、元々オーブンウェアとして開発されておりません。
特に板厚が薄い製品は変形や変色する可能性がございます。
弊社の製品に関しては、オーブンでのご使用をおすすめしておりません。 - 製品寸法・重量について
- 製品一覧の各製品寸法・重量等については、最新データ(2017年)に更新されています。
また、カタログや図面など寸法や重量の数値については、製造ロットにより多少数値が前後します。
製品一覧、カタログの製品寸法などは、あくまで目安の数値としてご理解頂ければ幸いです。
使用上のトラブル
- 鍋の内面が虹色に変色した
- ステンレス製の鍋を新品で使用された場合にでよく発生する現象です。
水に含まれている微量の鉄、銅などのイオンが水の蒸発によって不動態皮膜に付着し、それが虹色に見えるという現象です。
安心してお使い下さい。 - 鍋の内側に白い斑点・シミが発生した
- 底面に出た白い斑点やシミは水に含まれているカルシウム、ケイ素、マグネシウム、鉄等の成分が鍋の内側に沈殿、付着したもので、固着物として発生します。
水に元々含まれている成分が付着してできたものですので、ご安心下さい。
但し、この固着物は、そのままにしておくとステンレス鋼の隙間に進入し、錆の原因となることがあります。気になった場合は、よく洗浄をして下さい。
それでも取れない場合は、市販のクエン酸等を含む洗剤や、クリームクレンザーをご使用されることも有効と思われます。研磨の後は、よく酸素にふれさせ、不動態皮膜の修復を促すことも重要です。 - 製品の角(コーナーの部分)が縦に割れた
- このような現象を「応力腐食割れ」といいます。
1枚のステンレス板をプレス加工しているので、※①材料に負荷されている引張り応力と※②化学的な腐食の力の作用によります。
※①引張り応力…プレス加工によって、材料には、伸ばしたり曲げたりすることによる負荷(ストレス)が掛かってる状態となります。
※②化学的な腐食の力…ステンレスの表面に、使用の際の内容物に含まれていた塩分や酸性の物質が長時間浸され、不動態皮膜が破壊され浸食していったこの二つの原因が重なり割れたと考えられます。
長時間の塩分濃度の高いものを入れて使用しない事や、使用後の洗浄と拭き取りを速やかに行い、湿気の少ない環境で保管する事などが挙げられます。
正しい使い方やお手入れをしていればこのように割れることはありませんので、ご安心ください。 - ステンレスの表面に穴が明いた
- 孔食と呼ばれ、局部的に不動態皮膜が壊れ、穴状に腐食していく現象です。
海水など塩分濃度の高いものを入れて、長時間使用・放置していた場合などに起こる事があります。
錆を防いでいる不動態皮膜の自己修復が追い付かず、錆が発生し、時間と共に孔食が進み、穴が明いてしまうのです。
長時間の塩分濃度の高いものを入れて放置しない事や、使用後の洗浄と拭き取りをしっかり行い、湿気の少ない環境で保管する事などが挙げられます。
正しい使い方やお手入れをしていればこのように穴が明くことはありませんので、ご安心ください。 - 白い布巾で製品を拭いたら布巾が薄黒くなった
- 使用後、洗浄したにも関わらず、水気を拭き取った際に、白い布巾が少し薄黒くなってしまうことがあります。
ステンレス鋼の表面はバフ研磨加工によって無数の微細な凸凹の構造になります。
・ステンレス表面の酸化皮膜が強く擦ることによって布巾に付着することがあります。
・バフ研磨で生じたステンレス鋼の微粒子が表面の凸凹の溝に残っていて布巾で拭いた際に剥がれ落ちて付着することがあります。
・使用後のお手入れが不十分で、水や調理カスが表面の凸凹の溝に入り込み固着し、硬いスポンジ等での洗い拭きによって、不動態皮膜と共に白い布巾に付着することがあります。
初めてステンレス製品を使用される時、中性洗剤と柔らかい素材のスポンジを使用して、よく洗浄してからご使用下さい。
また、使用後も特に塩分や調理物なども黒い汚れの発生原因となります。
同じようによく洗浄し、しっかりと汚れを落とします。
それでも布巾が黒くなる場合は、何度か洗浄を繰り返することで、ステンレス表面が安定していき、黒い汚れの付着もなくなっていきます。
新品の場合は、特にまだ「なじみ」がなく、こすればこする程に黒く付着してくる場合があります。
このことは、 ステンレスに限らず、金属製品共通の現象といえます。 - ガスで加熱し使用したら、ステンレスが変色した
- ステンレス鋼は加熱によって表面が変色します。
これは、熱変色した着色現象(テンパーカラー)で、加熱することによって避けられない現象です。
この表面の変色は、衛生上においても、ご使用に全く問題ありません。 - IHクッキングヒーターご利用時の注意点
- IHクッキングヒーターでのご利用については、安全にご使用いただける、鍋底の直径や厚さ、使用上の注意点等を必ずお使いのIH調理器の取扱説明書にて御確認下さい。
また、使用できる製品の詳細についても、IH調理器の仕様によって異なりますので、各IH調理器メーカーへお問い合わせ下さい。
ご使用の際は、空焚きや最大火力からのご使用は絶対におやめください。
製品の変形・変色、油の発火・引火などにより、火災の原因となりますので、十分にお気を付け下さい。 - 鍋の内面が黒ずんできた
- ステンレスの新しい鍋で、不動態皮膜が安定していない場合や、長時間食材を鍋に入れたまま放置した場合に発生することがあります。
原因の食材には、豆・山菜・ごぼう・ほうれん草などの「あく」の強い食材に含まれるタンニンがステンレスの主成分である鉄と反応し黒くなることがあります。
内面の黒ずみや黒い斑点は、ご使用に特に問題はありませんが、クリームクレンザー等の研磨剤で擦り洗いをしてお使い頂いた方がより長く綺麗な状態でお使い頂けます。